一般社団法人 日本花き生産協会

花き日持ち性向上対策実証事業 事業報告会・パネルディスカッションを開催しました[3月12日](東京・溜池)

平成28年度から実施している「花き日持ち性向上対策実証事業」は、生産から流通、小売店まで一貫して日持ち性向上に向けた作業管理を行い、消費者に満足いただける商品をお届けする体制を構築することによって、国内消費だけでなく輸出拡大を含む需要拡大を実現し、国産花きの生産振興につなげることを目的としています。

このたび、平成29年度の実施分のうち、花き日持ち性向上品目別生産管理基準認証の概要および実施状況をはじめ、切花の環境制御試験結果および鉢物の日持ち試験方法の開発等について報告を行いました。

また、パネルディスカッションにおいては、生産、流通、販売がそれぞれの役割を果たすことは当然であるが、相互の理解と情報共有がまだまだ不十分であり、上手な花の楽しみ方が消費者にうまく伝わっていないという意見が出されました。

当協会は、これらの成果を参考に、国産花きの需要拡大を目指して品質向上と安定供給を実現するために事業を実施してまいります。

【概 要】

[開催日時]平成30年3月12日(月) 13時30分~16時30分

[開催場所]三会堂ビル9階 石垣記念ホール(東京都港区赤坂1-9-13 電話03(3582)7451)三会堂ビル案内図

[事業報告]

1. 平成29年度花き日持ち性向上対策実証事業の結果概要について (一社)日本花き生産協会常務理事 新野謙司

2. 切花の環境制御試験の概要について ㈱フラワーオークションジャパン切花部商品課課長代理 増子由紀恵

3. 鉢物の日持ち試験方法の開発と実証について 豊明花き㈱経営企画室次長 江崎由幸

[パネルディスカッション]

テーマ「消費者に花を長く楽しんで頂くために業界が取り組むべきこと~平成29年年花き日持ち性向上対策実証事業の成果を踏まえて~」

司 会:腰岡政二(日本大学生物資源科学部 教授)

パネラー:宇田 明(宇田花づくり研究所代表)、松本 頼明(㈱第一花き取締役社長)、江崎 由幸(豊明花き㈱企画経営室次長)、佐無田 仁(㈱フラワーオークションジャパン常務取締役)、川並 裕幸((一社)JFTD前会長)(予定)、榎本 雅夫((一社)日本花き生産協会バラ部会顧問)

 

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