球根・切花部会では、ユリ切花、チューリップ切花の国内生産・流通及び市場動向や、海外マーケット情報、球根生産状況等について関係者間で情報共有するため、生産協会球根・切花会員、同賛助会員、全国主要卸売市場実務担当者及びオランダ球根輸出企業等総勢40数名による情報交換会を、芝パークビル(東京都港区)内会議室で開催しました。
前半は、貿易統計等から見た販売動向の統計分析による情報共有に始まり、各卸売市場実務担当者によるユリ切花の流通量を増加していくための取組について具体的な事例発表と課題提起、また、アイバルブ・ジャパンの金藤公夫代表からリリーアンバサダープロジェクトの活動報告と今後の展開について説明がありました。
また、後半は、オランダ及びニュージーランドの球根輸出企業4社から海外マーケット等の最新動向とオランダおよびニュージーランドの今年産球根の生産状況についての情報提供がありました。
生産、流通がこれまでより密接な情報共有と連携を取りながら、中長期的な戦略を立てて需要喚起に努めていく必要に迫られていることを、この会議の参加者だけでなく関係者間で意識醸成していくことの重要性を、この会議で認識することができました。