本年5月、我が国における承認を受けていない遺伝子組換えペチュニアが販売されていたことが明らかとなり、農林水産省から当該ペチュニアの回収等に関する協力依頼がありました。また、農林水産省では種苗業者に対して自主検査を依頼し、他にも販売されている遺伝子組換えペチュニアがないか確認してきたところです。
今般、直近1年の間に販売されていることが確認されたペチュニア1,359品種の検査が完了し、これまでに発表した50品種のほか10品種、計60品種が遺伝子組換え体であることが判明したので、その旨農林水産省と環境省の連名でプレスリリースがありました(12月15日)。
会員をはじめ関係各位におかれては、これまでと同様に当該品種の回収に御協力いただくとともに、当該ペチュニア品種の栽培、出荷及び採種・交配、販売等を行わないようお願いします。
【プレスリリース】
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/171215.html
〇 農林水産省からのお願い
今後も遺伝子組換えペチュニアの流通を防止していくためには、遺伝子組換え体ではないもののみ販売される必要があります。
そのため、農林水産省は、種苗会社に対し、検査により遺伝子組換え体ではないことが確認されたもののみ販売するよう依頼しています。
併せて、生産農家や流通業者、販売業者の皆様におかれましては、「販売されている=遺伝子組換え体ではない」とは考えられますが、遺伝子組換え体の流通を確実に防止するため、生産・販売しようとしているペチュニアが遺伝子組換え体でないことを、導入元の種苗会社や仕入元に御確認いただきますようお願いいたします。