一般社団法人 日本花き生産協会

日持ち性向上セミナーを開催しました(大阪・2月16日 福岡・1月30日 静岡するが・1月22日 豊明・1月17日 東京・平成29年11月8日) 

【大阪セミナー】

大阪セミナーは、平成30年2月16日、なにわ花いちば会議室で当協会主催の「花き日持ち性向上対策実証事業 日持ち性向上セミナー」を開催しました。

【福岡セミナー】

 

平成30年1月30日、福岡市博多区内で、当協会主催の「花き日持ち性向上対策実証事業 日持ち性向上セミナー」を開催しました。

このセミナーでは、㈱花の大和の神保正明氏から、球根をめぐる最新の動向と球根切花の日持ち向上に関する研究の方向性および生産者の具体的な取組事例を交えて日持ち性を向上させることの効果と重要性を解説していただきました。

また、(一社)日本花き生産協会新野常務理事から、協会で実施している事業の概要、特に生産管理基準認証制度について、(一社)JFTD川並前会長からは、日持ち性の向上の実現による専門小売店の新たな販売戦略等について説明しました。

 

 

 

【静岡するがセミナー】

平成30年1月22日(月)静岡市清水区の株式会社するが花き卸売市場会議室において、当協会主催の「花き日持ち性向上対策実証事業 日持ち性向上セミナー」を開催しました。

静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センターの稲葉センター長からは、同センターで行われているマーガレットの育種をはじめとした研究開発の概要、EOD技術の導入による経営上の有効性についての研究成果、および県下で栽培されている花きの品目別に、収穫から前処理までの作業環境と処理速度が日持ちに及ぼす影響について、また、静岡大学大学院農学研究科の中塚助教からは、花色と環境の関係、ガーベラの弁反り現象の解析等研究室で実施している研究について講演いただきました。日持ち性の向上を含む花きの品質向上に向けて研究成果が早期に反映されることを期待します。

そのほか、(一社)日本花き生産協会新野常務理事から、花きの日持ち性向上の必要性と協会の事業概要について、(一社)JFTD川並前会長からは、日持ち性の向上の実現による専門小売店の新たな販売戦略等について説明しました。

 

【豊明セミナー】

平成30年1月17日(水)豊明花き株式会社大会議室において、当協会主催の「花き日持ち性向上対策実証事業 日持ち性向上セミナー」を開催しました。

愛知県農業総合試験場の二村幹雄主任研究員から、「しおれない洋らんは生産できるか!」というタイトルで、洋らん日持ち性向上試験研究の取組のうち、エチレン作用阻害剤であるメチルシクロプロペン(1-MCP)による前処理の有効性に関する研究成果を中心として分かりやすく説明していただきました。また、豊明花き株式会社経営企画室の江崎課長からは、切り花に比べて歴史の浅い鉢物の日持ち性の試験研究を推進していくにあたり不可欠な「日持ち終了基準」を規定するための取組と成果および今後の展望について解説していただきました。

そのほか、(一社)日本花き生産協会新野常務理事から、花きの日持ち性向上の必要性と協会の事業概要について、(一社)JFTD川並前会長からは、日持ち性の向上の実現による専門小売店の新たな販売戦略等について説明しました。

【東京セミナー】

東京セミナーは、平成29年11月8日(水)、東京駅八重洲口近くの八重洲会議室プラザで開催しました。

今回は、育種段階における日持ち性の向上に関する取組についての講演をお願いし、愛知県農業総合試験場の戸田主任及び(株)ミヨシ研究開発センター木下課長補佐から、近年の育種目標には生産者のニーズである病害虫抵抗性等の生産性の向上だけでなく、消費者ニーズに応える高品質の実現を掲げて新品種開発に取り組んでいることや、日持ち性の優劣の要因についての分析結果等興味深いお話をお聞きすることができました。

また、㈱第一花き松本取締役社長、(一社)JFTD川並前会長、(一社)日本花き生産協会新野常務理事から、花きの日持ち性向上の必要性、日持ち性の向上の実現による専門小売店の仕入戦略等について講演を行いました。

 

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