日本花き振興協議会※は,国の補正予算を活用して、卸売市場の物流拠点力を活用し、出荷調整をしている産地や売上減になっている生花店、仕事が減少しているいけばなやフラワーデザイナーの協力を得て、6月まで(予定)の間に集中的に需要喚起対策を行うことを目的とした「市場プロジェクト」を行います。
具体的には、全国で7か所の卸売市場が、参加を希望する生産者・生産者団体から花きを買上げ(過去3年間の全国卸売価格平均の1/2が上限)、公共施設等において花き装飾や作品展示を行い、併せて、花きの効果効用を伝え、日常生活に花きを定着させるため、花きの手軽な飾り方などをSNSなどを活用して生活者に発信します。
・既に39県では非常事態宣言は解除されたものの、当面の間は,ワークショップ・講習会などの集客イベントでの花き活用の訴求は難しいため、展示のみの実施とします。また,「密」ならないよう,告知等についても配慮して実施します。
・生産地の情報・生産品目の情報を産地から提供されるものがあれば、展示作品とともにパネルなどで展示し、国産花きの魅力を発信します。
・効果効用などの情報発信や手軽な飾り方のレッスン等は、動画を作成し、SNSや既存のホームページ上に設置する(協力いただける花き小売店にも配布)など、インターネット環境で個人・各家庭などに発信できる方法をとる。(インターネット環境の無い人向けには、リーフレットなどを作成し、花き小売店等を経由して配布します)
・実施時期が母の日(母の月)・父の日から七夕くらいまでを紹介できる時期であるため、上記の展示や情報発信はこの季節の合わせたテーマで実施します。
詳しくは,こちらをご覧ください。→ 市場プロジェクト事業概要
※日本花き振興協議会とは花き業界6団体と花き文化団体である3団体の9団体で構成する協議会です。
会長:磯村信夫(一般社団法人日本花き卸売市場協会顧問)
構成員:一般社団法人日本花き卸売市場協会,一般社団法人全国花卸協会,一般社団法人日本生花商協会,一般社団法人日本インドア・グリーン協会.一般社団法人JFTD,公益財団法人日本いけばな芸術協会,公益社団法人日本フラワーデザイナー協会,一般社団法人花の国日本協議会,一般社団法人日本花き生産協会