【農林水産省からのお知らせ】花き産業及び花きの文化の振興に関する基本方針を改訂しました。
このたび,花きの振興に関する法律(平成26年法律第102号)第3条第1項の規定に基づき、花き産業及び花きの文化の振興の意義及び基本的な方向に関する事項等を定めた基本方針の改訂が公表されました。
花き産業及び花きの文化の振興に関する基本方針のポイント
1 見直しの概要
○花き消費の伸び悩みや安価な切り花の輸入増等の状況の変化を踏まえ、 オリンピック・パラリンピック、国際園芸博覧会の成果を最大限に生かし、
花きの生産者の経営の安定、輸出の促進、需要の増進を図る。
〇具体的には、今後の花き産業の発展に向けて、以下の施策を講じていく。
① 生産基盤の整備
・暑熱対策等による周年生産、次世代施設園芸の面的拡大等の推進。
・ロボット、AI・IoTを活用したスマート農業技術の導入の推進。
②輸出の促進
・産地における輸出に対応した栽培体系の確立の推進、
・国際園芸博覧会への政府出展等を活用した海外需要の創出。
③需要の増進
・国際園芸博覧会等の開催、切り花の日持ちを保証する販売の確立。
・SNSの活用等による効果的な需要喚起をなど、国民への周知・宣伝を抜本的に強化。
2 施策目標
現在までの需要の動向や施策の効果が発揮されることを前提に見通し
・花きの産出額:3,687億円(2017)→4,500億円(2030)→6,500億円(2035)
・花きの輸出額: 138億円(2017)→ 200億円(2030)→ 450億円(2035)
2004改訂基本方針の概要図
2004改訂基本方針のポイント
2004改訂基本方針
本件に関する農水省HP ⇒ https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kakihou.html